併用対象回線 | 楽天モバイル + IIJmio LinksMate UQモバイル ワイモバイル mineo NUROモバイル OCNモバイルONE |
月額料金 | 楽天モバイル:980円 併用回線:契約内容による |
データ容量 | 楽天モバイル:3GB 併用回線:契約内容による |
デュアルSIM運用(併用)おすすめ回線
楽天モバイルと併用するおすすめ回線を紹介するのですが、併用するのに最強の回線というのは存在しません。デュアルSIM運用をすることにより、単回線での運用よりもおトクになるケースは確かにあります。
しかし、利用方法に合致していない回線を持っていても意味がありません。
一番最強なのは、自身の利用方法や目的に合った回線を選ぶことです。
どの回線が自分のライフスタイルに合っているのか、しっかりと見極めるのが大切です。
この記事を参考にデュアルSIMライフを実現しましょう。
楽天モバイルを新規で申し込まれる方は Rakuten UN-LIMIT VII 開始に伴い0円での運用ができなくなりました。
すでに楽天モバイルで0円運用をされている方も2022年7月1日から Rakuten UN-LIMIT VII に自動移行するため注意が必要です。
従って、本記事も Rakuten UN-LIMIT VII の価格に合わせた金額に変更しています。
各回線会社の説明を確認したい方はロゴをタップしてください。
デュアルSIM運用(併用)についての説明を確認される方は、このまま読み進めてください。
一応評価を付けています。
筆者独自の判断で評価している部分もあるので、あくまでも参考程度で。
- 月額料金の安さ
- 併用可能なプランの月額料金の安さ(最安)
1,000円以上(3.5)・1,000円未満(4)・800円未満(4.5)・500円未満(5) - 混雑時の速度
- 筆者自身の使用やSNS、他記事から判断(一応基準はあります)
- 契約可能データ通信量
- 契約可能プランのデータ容量の多さ
5GB以下(2)・6~10GB(3)・11~20GB(4)・21GB以上(5) - 新規契約時キャンペーン
- キャッシュバックの有無や特典の多さを他の回線会社と比較
- 端末購入(安さ)
- 販売されている端末の価格

はいはい、併用回線ね。

楽天モバイル中心だよ。

やっぱりそうなるか。

併用回線としては最適だから。

月額0円で通話無料だもんね。

おすすめ回線の前にデュアルSIM運用について確認してみよう
デュアルSIM運用(併用)の中心は楽天モバイル
なぜ楽天モバイルが併用回線の中心になるのでしょう。
唯一の無料通話可能回線
普段LINEなどで無料通話を利用されている方も多いと思います。
LINE通話はLINE利用者同士でのみ通話が可能なサービスですが、楽天モバイルは一部を除いた電話番号に直接電話をかけることができます。
ほぼ普通の電話と変わりないですね。
親しい友人や仕事で使えるのはもちろん、病院や学校、役所などにするちょっとした通話にも最適です。
無料通話は併用する場合の大きなメリットです。
継続される特典がある
楽天モバイルは契約している間、継続して受けることができる特典があります。
- 楽天ポイント+1倍
楽天ひかり1年間無料
- 最新のスマホ(iPhoneなど)を購入できる
- その他楽天市場などでの特典
この他にも新規で契約した際の特典も大きいので、これから契約する場合もさらにおトクです。
このような理由から、楽天モバイルがデュアルSIM運用(併用)の中心となります。
デュアルSIM運用(併用)の目的を明確に
デュアルSIM運用をするに当たって、まずは併用する回線を選択しないとだめですね。
それにはまず「なぜ併用するのか」を明確にすることが重要です。
併用する目的はいくつかあるので、どういった目的なのかまずは確認してみましょう。
無料通話を実現したい(楽天モバイル)
Rakuten Link
+
- とにかく料金を安くしたい
- 通信品質は維持したい
- 低速通信で効率よく運用したい
- 特典(キャッシュバックなど)を貰いたい
- 端末を安く購入したい

楽天モバイル中心だから通話無料が基本ね。

これで求めている回線がわかりやすくなりますよ!
目的別おすすめデュアルSIM(併用)回線
文中の回線名をタップすると各説明に移動します。
大手キャリアと同程度の通信品質のUQモバイルかワイモバイルです。または、専用帯域を確保しているNUROモバイルのNEOプランもおすすめです。
低速通信に切替可能なUQモバイルかmineoのパケット放題Plusになります。低速通信のみのmineoのマイそくも候補になります。
新規契約時の特典は楽天モバイルが最も高待遇です。その他は、UQモバイル・ワイモバイル・NUROモバイルのNEOプランあたりになります。特典は期間限定のものが多いので公式サイトを確認しましょう。
スマホ購入は何と言ってもOCNモバイルONEとIIJmioです。特にAndroidスマホを安く購入できます。定期的にセールを行っているので公式サイトをチェックしましょう。
iPhoneはやはりUQモバイル・ワイモバイル。楽天モバイルなら最新のiPhoneもおトクに購入可能です。
デュアルSIM運用(併用)をするには

デュアルSIM運用(併用)を行うにはそれに適した使用環境であるかが重要です。
まずは自身の環境をチェックしましょう。
スマホがデュアルSIM対応
回線を併用するには使用する端末(スマホ)がデュアルSIM対応になっている必要があります。
デュアルSIM対応の種類は主に4通りと、SIMスロットと挿入できるSIMの種類があります。
- DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
- DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
- DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
- DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)
- シングルSIMスロット(物理SIM)とeSIM
- デュアルSIMスロット(物理SIM)
- デュアルeSIM
上記のいずれかになります。
eSIMとは、Embedded SIM(組み込み型のSIM)という意味です。
端末内にSIMを組み込む方式で、SIMカード(物理SIM)とは違いデータとして書き込みされています。
念の為、iPhoneとAndroidについても触れておきます。
iPhoneでのデュアルSIM
iPhoneは基本的に物理SIMのスロットがシングルスロットになります。
デュアルSIMで運用する場合は、物理SIMとeSIMを組み合わせて利用することになります。
iPhone13モデルはデュアルeSIMに対応しているので、eSIMをふたつ有効にすることができます。これは便利そうですね。
Apple公式サイトのデュアルSIMについての記載は以下の通り。
eSIMでデュアルSIMを活用する
eSIM はデジタル SIM です。物理的な nano-SIM を使わなくても、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini では、eSIM を 2 つ有効にするか、nano-SIM 1 枚と eSIM 1 つを組み合わせてデュアル SIM を利用できます。iPhone 12 モデル、iPhone 11 モデル、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR は、nano-SIM と eSIM を組み合わせたデュアル SIM に対応しています。
Apple公式サイト
AndroidでのデュアルSIM
Androidは各メーカーやキャリアから数多くの種類が販売されており、その中からデュアルSIM対応のものを選択する必要があります。
eSIM対応であったり、物理SIMスロットがデュアルスロットであったり様々です。
注意する点としては、メーカーから発表されているスペックがキャリア販売のスペックと同一とは限らないことです。
メーカー側がデュアルSIM対応であったとしても、キャリアで販売される際にシングル対応に変更されている場合があります。
eSIMにおいても同様で、メーカーではeSIM対応であってもキャリア販売のものは非対応であったりします。
デュアルSIM運用を予定している端末(スマホ)がどういったスペックになっているか、しっかり確認してから回線の契約をしましょう。特に中古スマホを購入する際は注意が必要です。
どの回線をメイン回線にするのか
デュアルSIM運用(併用)を行う場合は、どの回線をメイン・サブ回線にするかを決定する必要があります。
ここでは便宜上、現在利用している電話番号が紐付いているものをメイン回線と位置付けています。
今利用しているメイン回線はそのままでもいいという場合は楽天モバイルを新規契約し、サブ回線とします。メイン回線を見直す場合は、今の回線から楽天モバイル、もしくは別の会社にMNP(のりかえ)することを検討することになります。
例えばメインにする回線の通信品質はいいものにしたい、或いは、現在の電話番号で無料かけ放題にしたい、といったようにメイン回線の利用方法に沿ったものを選択する必要があります。
ちなみに筆者はメイン回線は通信品質を落としたくなかったのでUQモバイル、サブ回線は通話無料を利用したかったので楽天モバイルです。下記記事で筆者の使用環境が確認できます。

デュアルSIM運用(併用)で利用するスマホはしっかり確認しよう

契約した後に使えなかったら悲惨だよ。

しっかりチェックしたらいよいよ回線選びです!
各回線会社の説明を確認したい方はロゴをタップしてください。
楽天モバイルとIIJmioでデュアルSIM

月額料金 | 440円〜(データ通信) |
契約事務手数料 | 3,300円(半額中) |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | eSIM・物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
楽天モバイル(物理SIM・eSIM)とIIJmio(eSIM)のデュアル運用(併用)です。
この組み合わせはよく取り上げられていますね。
IIJmioはeSIM対応で、eSIMはプランの中でも安く運用ができるため併用にはeSIMを利用します。ただしeSIMはデータ通信のみなので、必然的に楽天モバイルが物理SIMとなります。(iPhone13モデルなどのデュアルeSIM除く)
従って、通話は楽天モバイルのみとなるのでメイン回線は楽天モバイルになります。
楽天モバイル・IIJmio(eSIM)の料金

データ容量合計5GBで月額1,518円
IIJmioの2GBプランと組み合わせると、通話無料で月額1,518円での運用が可能です。
かけ放題+を付けるなら楽天モバイルとの併用がお得
通話オプションの「かけ放題+」を付けるなら楽天モバイルとの併用がお得です。
サービスの詳しい内容は
楽天モバイルとLinksMateでデュアルSIM

月額料金 | 418円〜(データ通信) |
契約事務手数料 | なし |
最低利用期間 | なし |
解約金 | 3,300円 |
対応SIM | eSIM・物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
楽天モバイルとのデュアルSIM運用(併用)ならLinksMateも検討対象になります。
eSIM・物理SIMの両方に対応しており、料金も差がないためどちらのSIMでも対象になります。
LinksMateでは5Gサービスも提供されており、大手MVNOと遜色のないサービスといえます。
LinksMateってあまり耳にしないサービスかもしれませんが、実はゲームをよくする人には割と有名ですね。
というのも、LinksMateにはカウントフリーという対象ゲーム利用時にかかるデータ量が90%以上OFFになるオプションが提供されているんですね。さすがゲームに特化している回線です。
対象となるゲームはかなりの数にのぼり、スマホでゲームをする人には最適な回線といえます。
回線はドコモの回線を利用しているため、全国どこでも安心して利用していただけます。
楽天モバイル・LinksMateの料金

データ容量合計5GBで月額1,496円
細かくデータ容量が設定できる
IIJmioと同じ2GBなら実はLinksMateの方が安くなります。
料金表をIIJmioと見比べてもわかりますが、2GBまでならIIJmioよりもおトクに利用できます。
また、契約できるデータ容量がより細かく設定されているので、契約するデータ容量によっては更に上のプランでもおトクになるケースがあります。
例えば、4GBならIIJmioの方が安くなりますが、5GB(858円)・6GB(990円)といったようにIIJmioには無いプランを設定することができます。IIJmioだと8GB(1,100円)での契約になるため料金が高くなります。
LinksMateはなんとデータ容量のプランが100MB~1TBまであるんです。これは驚きですね。
SIMを増やしてデバイスごとにシェアすることも可能です。ゲームで大容量が必要な方には面白いサービスです。
通信速度を可視化
LinksMateでは日ごとの通信速度を公表しており、時間ごとの速度をグラフで確認できます。

上記のようなグラフが毎日更新されています。
こちらのグラフを見ると、やはり平日昼間の通信速度が落ちていますね。このあたりも参考になるかもしれません。
このように自社の回線速度を可視化している会社は珍しいといえます。興味のある方は一度サービスを確認してみましょう。
楽天モバイルとUQモバイルでデュアルSIM

月額料金 | 990円〜(割引適用時) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | eSIM・物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
auのサブブランドのUQモバイルも楽天モバイルのデュアルSIM運用(併用)の対象になります。
eSIM・物理SIMの両方に対応しており、SIM同士の料金も差がないためどちらのSIMでも利用可能です。
UQモバイルはauの回線をそのまま利用しているので、品質の高い回線といえます。
また、データ容量についてもくりこしが適用されるため効率よく運用することが可能です。
そのためUQモバイルはメイン回線向きといえます。UQモバイルには、その他にも大きなメリットがあります。
楽天モバイル・UQモバイルの料金

データ容量合計6GBで月額2,706円(自宅セット割適用で2,068円)
節約モード
UQモバイルには節約モードという高速通信と低速通信を切り替えられるサービスが標準で実装されています。
くりこしプランS+5Gは最大300Kbps、くりこしプランM/L+5Gは最大1Mbpsとプランによって速度に違いがあります。
特に1Mbpsはくりこしと併用でデータ量が減らないと好評です。
節約モードは回線選びの際にかなりポイントの高いサービスとなります。
自宅セット割
auでんきか指定インターネット回線を契約すると、契約期間中割引が適用されます。
でんきとインターネット回線は少し敷居が高い気もしますが、変更できる方はかなりおトクになります。
UQモバイル割引適用後の月額料金
UQ応援割と自宅セット割、それぞれを適用した場合の月額料金です。UQ応援割と両方適用された場合は、12ヶ月間の料金となります。
通常料金 | 自宅セット割 | |
---|---|---|
くりこしプランS+5G | 1,628円 | 990円 |
くりこしプランM+5G | 2,728円 | 2,090円 |
くりこしプランL+5G | 3,828円 | 2,970円 |
その他にも端末が安く購入できるなどのメリットがありますが、デメリットもあります。詳しい内容はこちらの記事を参考にしてください。
サービスの詳しい内容は
楽天モバイルとワイモバイルでデュアルSIM

月額料金 | 990円〜(割引適用時) |
契約事務手数料 | 3,300円 |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | eSIM・物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
楽天モバイルとソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルもデュアルSIM運用(併用)に向いています。通信品質を考慮した運用に最適です。
こちらもeSIM・物理SIMの両方に対応しているため、どちらのSIMでも対象になります。
ソフトバンクもサービス提供開始直後は繋がらないと批判も多かったのですが、プラチナバンドの獲得とアンテナ数の確保により、今では3大キャリアの一角です。そのソフトバンクの回線をそのまま利用しているワイモバイルの通信品質は高く、メイン回線として安心して利用できます。
プラン内容などはUQモバイルと比較すると高めの設定ですが、UQモバイルには無い家族割が存在し、家族で利用するには最適な回線といえます。
楽天モバイル・ワイモバイルの料金

データ容量合計6GBで月額3,256円(おうち割なら2,068円)
ワイモバイル家族割
家族で複数回線契約すると2回線目から大きな割引が適用されます。例えばシンプルSで家族割を適用すると月額料金が1,188円割引され、990円で利用できます。
ただし割引適用は2回線目からとなり、主回線には適用されません。1回線のみでは適用されませんので注意が必要です。
ワイモバイルおうち割
おうち割は、自宅のインターネット回線を指定の回線(ソフトバンク光・Softbank Air)にすることで月額料金から1,188円割り引くサービスです。
おうち割を適用することで、すべてのプランで1,188円の割引を受けられます。
家族割とは違い、おうち割は1回線目から適用させることができます。ちなみに家族割とおうち割は併用することができません。
インターネット回線を変更できる場合は、かなりおトクになりますね。
ワイモバイル割引適用後の月額料金
それぞれの割引を適用した場合の月額料金です。
ワイモバ応援割単体と家族割・おうち割を併用した場合は、12ヶ月間の料金となります。
家族割は2回線目以降の料金となるので注意してください。おうち割の場合は1回線目からの適用料金です。
通常料金 | 家族割のみ | おうち割のみ | |
---|---|---|---|
シンプルS | 2,178円 | 990円 | 990円 |
シンプルM | 3,278円 | 2,090円 | 2,090円 |
シンプルL | 4,158円 | 2,970円 | 2,970円 |
その他にも定期的にキャンペーンでスマホを格安で販売しており、セールで1円スマホも登場します。
ワイモバイルとUQモバイルのサービスは、くりこしや割引方法などがほぼ同じです。
あとはPayPayやauPayなどの決済サービスや、電気やインターネット回線などの複合的なサービスで決めるのがいいかもしれません。
詳しいサービス内容は
楽天モバイル+mineoでデュアルSIM

月額料金 | 880円〜(データ通信) |
契約事務手数料 | 3,740円 |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | 物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
楽天モバイルとデュアルSIM運用(併用)を検討するうえで外せないのがmineo(物理SIM)です。
mineoは関西電力グループのオプテージが展開するMVNOサービスです。大手3キャリアのSIMに対応し、ニッチで独特なサービスも多く提供しています。
特にパケット放題Plusやマイそくなどの低速通信(最大1Mbps・最大3Mbps)はデータ無制限で提供しています(一部制限あり)
パケットの消費が無いので、動画や音楽のストリーミングを中心に利用する方には便利なサービスです。
楽天モバイル・ワイモバイルの料金
マイピタ料金
※mineoの左側がデュアルタイプ(通話付き)右側がシングルタイプ(データ専用)

マイそく・パケット放題Plus
※マイそくは、デュアルタイプ・シングルタイプともに同料金です。

データ容量合計4GBで月額880円
メイン回線として利用する場合はマイピタ、もしくはマイそくのデュアルタイプ(通話付き)がおすすめです。
マイピタにパケット放題Plusを付けることで、高速通信と低速通信(最大1.5Mbps)の両方を利用できます。
サブ回線に利用する場合は、シングルタイプ(データ通信専用)になります。
メイン回線にはマイピタ+パケット放題Plus
メイン回線にmineoを利用する場合は、高速通信が利用できるマイピタと低速通信(最大1.5Mbps)無制限のパケット放題Plusがおすすめです。
パケット放題Plusは、高速と低速をmineoアプリで自由に切り替えることができるマイピタの人気のオプションです。
普段の動画や音楽は低速通信で、アプリのダウンロードなどの場面では高速通信に切り替えるなど、用途に合わせて利用するとパケットが減りにくくなります。
パケット放題Plusについては下記の記事で詳しく解説しています。
マイそくでデータ無制限
マイそくとは、mineoの低速通信専用プランです。
プランにはスタンダード(最大1.5Mbps)とプレミアム(最大3Mbps)があります。
最大の特徴は、昼間の混雑する時間帯の通信速度が最大32Kbpsと大幅に制限されることです。
32Kbpsとなると殆どのサービスが利用できない速度で、LINEやメールでテキストのみを辛うじて送れる程度です。
従って昼間の時間帯はWi-Fi環境下にいる、スマホを利用しないなど、モバイル通信を行わない方には便利なサービスです。ただし注意点もあるので、しっかり確認しましょう。
マイそくについては下記の記事で詳しく解説しています。
まだまだ使えるサービスがたくさん
低速通信でも動画や音楽のストリーミングに十分利用できます。
ちなみに筆者も動画や音楽のサブスク専用に、古いiPhone(iPhone6Plus)で利用しています。Huluやnetflix、Amazonプライム・ビデオでも快適に利用できています。
動画や音楽を使い放題にしたい方は是非検討してみてください。
mineoと楽天モバイルの併用については、下記の記事でも詳しく解説しています。
詳しいサービス内容はmineo公式ページ
楽天モバイル+NUROモバイルでデュアルSIM

月額料金 | 627円〜(データ通信) |
契約事務手数料 | NEOプラン:無料 バリュープラス:3,300円 |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | 物理SIM |
NEOプラン
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
バリュープラス
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
ソニーネットワークコミュニケーションズが展開するNUROモバイル(物理SIM)が実は楽天モバイルとのデュアルSIM運用(併用)でもっとも魅力的ではないかと思っています。
高品質な通信とデータ容量を確保したい方にとってはメイン回線として最有力となります。
通信品質はプランによって選択可能で、高品質な「NEOプラン」特徴としては、両プランともにGigaプラスというサービスがあり(プランによる)3ヶ月ごとにデータ容量が付与されます。
2022年4月1日にNEOプランLiteがリリースされました。専用帯域で混雑時の速度低下が無いNEOプランの機能を絞ったプランです。
楽天モバイル・NUROモバイルの料金

バリュープラスはデータ通信専用プランを掲載、NEOプランは通話可能プランです。
データ容量合計6GBで月額1,705円(バリュープラス)
データ容量合計23GBで月額3,168円(NEOプランLite)
最安値運用であればサブ回線がバリュープラス(データ通信のみ)、品質重視ならメイン回線がNEOプラン(通話可能)とするのがベストです。
メイン回線にするならNEOプランかNEOプランLite
バリュープラスの上位プランにNEOプランがあります。NEOプランは通話可能なプランで20GBまで利用可能です。
NEOプランの最大の特徴は通信品質です。NEOプラン専用の帯域が用意されており、通常のものとは別の帯域を利用できます。専用の帯域を利用することによって通信が混雑する時間帯でもサクサク利用することが可能です。
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平日下りの通信速度
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休日下りの通信速度
平日の昼間(12時〜13時)においても速度低下はほとんど見られず、高水準を維持しているのがわかります。
従って、メイン回線にするのであればNEOプランか、NEOプランの一部機能を省いたNEOプランLiteをお勧めします。
Gigaプラス
契約を継続すると3ヶ月ごとに対象プランで決められたデータ容量が付与されます。

バリュープラスで最安運用をお考えの方(MSプラン)には付与されないので注意が必要です。
また、NEOプランLiteにも付与はされません。
例えばNEOプランには15GBが付与されるので、按分すると1ヶ月あたり5GBプラスされる計算になります。よって実質月25GBとなるため、他社と比較しても多くのデータを利用できます。
付与されたデータは翌々月まで繰り越せるため、ひと月で全部使ったり翌々月まで繰り越したり自由に利用できます。
NEOデータフリー
NEOプラン(NEOプランLiteは対象外)を契約されている方は、LINE・Instagram・Twitter・TikTokのデータがフリーになります。しかも手続き不要で料金は無料。かなり太っ腹ですね。
NEOプラン以外のプランは対象外となるので注意が必要です。
NUROモバイルでは他にもデータ繰り越し(無料)や、5Gサービス(無料)、パケットギフト、NURO光とのセット割など様々なサービスが提供されています。
NURO 光
メイン回線を高品質でおトクに利用したい方には是非ともおすすめです。

詳しいサービス内容はNUROモバイル公式サイト
楽天モバイル+OCNモバイルONEでデュアルSIM

月額料金 | 550円〜(データ通信) |
契約事務手数料 | 3,733円 |
最低利用期間 | なし |
解約金 | なし |
対応SIM | 物理SIM |
月額料金の安さ | |
混雑時の速度 | |
契約可能データ通信量 | |
新規契約時キャンペーン | |
端末購入(安さ) |
NTTコミュニケーションズが展開するOCNモバイルONE(物理SIM)も楽天モバイルとのデュアルSIM運用(併用)に適しています。
強みはやはりNTTグループというところです。ドコモショップでも契約や一部量販店でも取り扱いが始まるなど、実店舗での販売が加速しています。
また、セット購入部門総合満足度1位にもなっており、端末購入の満足度にも力を入れています。
今契約できる新コースは以前までのコースとは別の帯域で設計されており、他のMVNOと比較しても平日昼間も含め速いと言われています。docomo回線通信品質3年連続1位になるなど、MVNOの中でも品質は高いといえます。
NTTドコモの中ではエコノミーMVNOと位置付けられています。
そのためデータ容量が500MB~10GBまでと少なく設定されており、ドコモおよび新料金プランのahamoには無い低容量部分を補完する形になっています。
従って10GB以上の契約を希望される方は、ahamoでの契約が視野に入ります。
楽天モバイル・OCNモバイルONEの料金

データ容量合計3.5GBで月額1,628円(通話あり)
データ容量合計6GBで月額1,936円(データ通信)
OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO

流石に500MBは少なすぎるんじゃないかと思われますが、後述するミュージックカウントフリーを利用する方には便利なプランです。
スマホセットが断然おトク


セールでは1円で購入できる機種も数種類用意されていますが、他にも人気のスマホが格安で販売されています。
新規契約時に初期費用が必要になりますが、この価格であれば十分メリットがありますね。
例えば上記画像のRedmi 9Tです。現時点(2022年3月30日)では既に売り切れていますが、このスマホはデュアルSIM対応です(デュアルSIMスロット)
デュアルSIM対応のスマホをお持ちでない方は、OCNモバイルONEのセールを利用してデュアルSIM対応スマホを確保するのもいいかもしれませんね。
セールは定期的に開催されるので常にチェックしましょう。
ミュージックカウントフリー
OCNモバイルONEのミュージックカウントフリーに申し込めば、以下の音楽ストリーミングに関するデータ通信がカウントフリー(データ容量が減らない)になります。
- Amazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)
- ANiUTa
- AWA
- dヒッツ
- LINE MUSIC
- Spotify
- ひかりTVミュージック
音楽をよく聴く方にはとても便利なサービスですが、なんと利用料は無料で設定も不要です。(申し込みが必要です)
これなら最安の500MBプランでも大丈夫ですね。
この他にも、電話かけ放題やデータ繰り越しなど一通りのサービスが用意されています。
また、データを使い切ってしまった時や節約モード(最大200Kbps)を利用した時には、初速のみ高速通信を行うバースト機能が実装されています。バースト機能によって、低速通信でも快適に利用することができます。
ただし低速通信は無制限ではなく、契約しているデータ容量の半分を過ぎると更に制限がかけられますので注意が必要です。
詳しいサービス内容はOCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNO

楽天モバイルを併用する理由は通話料無料
楽天モバイルは以前のプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」から、「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行され、1GBまで0円という料金帯が廃止されました。
従って0円運用ができなくなったため、楽天モバイルの月額料金上でのメリットは通話料無料だけとなりました。
電話をよく利用される方で、かけ放題等の定額オプションを利用される方には大きなメリットがあります。
これから併用をお考えの方、現在楽天モバイルを利用中の方は、今後の併用のあり方を考える必要がありますね。
まとめ
今回はキャリアのサブブランドとMVNOに絞って楽天モバイルとの相性がいい7回線をご紹介しました。
主に考慮したのは料金の安さと通信品質です。
月額料金については安くしようと思えばかなり安くできますが、当然データ容量も減るため逆に使いにくくなってしまう可能性があります。その部分に関しては普段の利用方法をよく考慮して決める必要がありますね。
通信品質を第一に検討されたい方は、3大キャリアの新料金プランであるahamo・povo・LINEMOも対象になってきます。
新料金プランはキャリアの回線をそのまま利用しているので、昼間の混雑時でも通信速度が下がることはありません。
ちなみに筆者はというと、前述したように現在はUQモバイルと併用しています。メイン回線は通信品質+低速(1Mbps)への切り替え+くりこしがあることが理由です。
楽天モバイルのRakuten Linkも問題なく利用できています。
併用できる回線を選び出すと数が多いため難しいですよね。
冒頭で述べているように、何のために併用するのか明確にし、ライフスタイルに合った回線を選択しましょう。