2020年にKDDIによって統合されたUQモバイル。
それまでは格安SIMの一角として事業展開していましたが、今ではすっかりキャリアのサブブランドに格上げ。
格安SIM時代は平日の昼間など「混雑すると遅くなる」と、MVNOのよくある評価が散見されましたが、サブブランド化した現在ではどうなのでしょうか。
UQモバイルのユーザーでもあるnecomaruが、いい評価も悪い評価も、実際の口コミや評判を交えながらお伝えします。
UQモバイルへの乗り換えや、契約を検討されている方は是非こちらの記事を参考にしてくださいね。
UQモバイルの実際の口コミや評価から、検討するに値するかどうかが判断できます。

今回はすっかりキャリアのサブブランド化したUQモバイルだよ。

UQモバイルも何だか勢いがあるよね。

やっぱりKDDIに統合されたからかな。

今ではソフトバンク系サブブランドのワイモバイルの強力なライバルだもんね。

そうだね。お互い同じ施策やキャンペーンで競ってるからね。

競うってのはいいことだよ。

そんなUQモバイルを早速見てみよう。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン」から、それぞれに合わせたコースからの選択になります。
くりこしプランはその名の通り、余ったデータ容量を翌月にくりこせるプランです。
くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G | |
基本データ容量 | 15GB/月 | 15GB/月 | 15GB/月 |
ご利用料金 | 1,480円/月 (税込1,628円/月) | 2,480円/月 (税込2,728円/月) | 3,480円/月 (税込3,828円/月) |
超過時 or 節約モード時 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
※余ったデータ容量は翌月にくりこし ※節約モードならどれだけ使っても消費ゼロ

くりこしができるプランってなかなかないよね。

ワイモバイルもできるようになったけど。

ほんと同じことしてるのね。
下記の記事でUQモバイルとワイモバイルを詳しく比較しています。
両社のサービスの違いが気になる方はこちらの記事も確認してみてくださいね。
>>UQモバイルvsワイモバイル!本当におトクなのはどっち?
自宅セット割
新たにでんきまたはインターネットサービスを申し込むと割引を受けられる「自宅セット割」が登場しました。
自宅セット割が適用されると、S・Mコースで580円、Lコースで780円の割引が受けられます。


これはかなりお得ね。

手続きだけで殆どなにもしなくていいからね。

電気代が安くなるの?

電気代は今と変わらないよ。その分スマホの料金が安くなるんだ。
しかも毎月電気料金に応じて1%〜5%のPontaポイントが付くんだ。

家族4人だと通信費が2,320円安くなって電気代も月10,000円なら500円ポイントが付くのね。
結構大きいね。

詳しくは公式サイトを確認してね。
節約モード
UQモバイルの代表的な特徴といえばこの「節約モード」
UQモバイルのアプリから「節約モード」を選択するだけでパケットを大幅に節約できまます。
この節約モードがあれば、YouTubeなどの動画や音楽をデータ容量を気にすることなく利用できます。

節約モードのないUQはUQじゃないね。

そうだね。
使い方にもよるけど、節約モードがないと魅力が半減してしまうね。
節約モードに関してはこちらで触れていますので確認してみましょう。
節約モード時のスピードテストも載せています。
>>楽天モバイルとUQモバイルの併用がベスト!メリットとデメリットは?

たしか、節約モードは制限がないんだったよね?

そうだよ。高速通信は3日で6GBの制限があるけど節約モードには無いんだ。

もう、動画とかほんと無制限になっちゃうね。

HuluやNetflix、Youtubeなんかを観る人は要検討だよ。
節約モードの口コミや評価はこちらに詳しく記載しています。気になる方はこちらもチェックしましょう。
>>【UQモバイル・マイネオ・donedone】低速サービス3社まとめ
UQモバイルの良い口コミ・評判
それではここで、UQモバイルの良い口コミ・評判をまとめてみましょう。
- 実は昼でも速度が速い
- 通信品質がいい
- 節約モードが便利
- 料金が安くなった
- スマホが安い
- 実店舗がある
実は昼でも速度が速い
ここではこのくらいにしておきますが、実はUQモバイルは昼の時間帯でも通信速度があまり変わらないという口コミが多くあります。
やはりこの辺りはKDDIと統合し、auと同じ品質での通信が可能になったからだと思われます。
ここのアドバンテージはやはり大きいと言えますね。
通信品質がいい
前項と同じですね。
やはりauと同じ品質で通信が可能ということころが安心材料になっているようです。
安さを求めるのもありですが、まずは品質を確保したいですね。
節約モードが便利
「1Mbpsで出来ること」に目が行きがちですが、節約モードの一番の利点は「データ容量が減らない」ことなんですね。
くりこしプランSで1Mbpsが利用できると最強なんだけど、ここは流石にうまく設定しています。
1Mbpsが利用できるのは「くりこしプランM」から。
15GBで「くりこしあり」だと、かなり余っちゃうかもしれませんね。
料金が安くなった
これはもう、キャリアからの乗り換えの場合は当然の感想とも言えますね。
他の格安SIM会社(MVNO)からの乗り換えだとあまり金額的に差異はないと思います。
ただ、通信の品質と料金を考えた場合、かなりコスパがいいといえます。
スマホが安い

UQモバイルでは、auが認定した、高品質なリユーススマートフォン「au Certified」で中古スマホを安価に購入することができます。
例えば、iPhone8なら550円〜
Androidなら新品でも550円で購入することができます。
この辺りは意外と知られていないようです。
今手持ちのスマホがあっても、予備のスマホとして購入するのもありかもですね。
こちらから550円スマホが確認できます(オンラインショップ)
実店舗がある
実は店舗があることってメリットが意外に大きいんですね。
今では公式サイト上のチャットで済ませることもできますが、やはり細かなニュアンスなんかは伝わらないことも多くあります。
UQモバイルは全国のauショップでの取り扱いも拡大し、いつでもショップを利用することができるようになっています。
通信品質だけでなく、実店舗があるという安心感も重要ですね。
UQモバイルのダメなところ・デメリット
UQモバイルのイマイチなところをあげてみましょう。
- オンラインショップはクレジットカードのみ
- 名義変更ができない
- 小容量プランが少ない
- くりこしプランは家族割なし
- UQモバイル販売のAndroidスマホはデュアルSIM非対応
オンラインショップはクレジットカードのみ
「UQモバイルは口座振替も可能」と目にすることがあるのですが、こちらは半分正解です。
UQモバイルのオンラインショップで申し込む場合は、基本的にクレジットカード払いのみとなります。
ただし、乗り換え(MNP)に限り、口座振替の手続きが可能です。
また、クレジットカードは回線契約者本人のものでなければいけません。
例えば、奥様名義の回線をご主人名義のクレジットカードで手続きすることはできません。
その場合は口座振替(MNPのみ)にするか、契約できないかになります。
オンラインショップで申し込みをされる場合は注意しましょう。
名義変更ができない
UQモバイルは、結婚などで苗字が変更になる場合以外は名義変更ができません。
従って、後に名義変更を考えておられる方は、UQモバイルに乗り換え(MNP)る前に名義変更を行なっておく必要があります。
各社の名義変更の可否は、こちらの記事の中に詳しくまとめています。
>>【楽天モバイル】家族みんなでおトクに乗り換える(MNP)には?
UQモバイルに乗り換えてからでは名義変更ができないので注意してくださいね。
小容量プランが少ない
UQモバイルの今のプランは「くりこしプラン」から選択します。
くりこしプランSは3GBですが、次のくりこしプランMは15GBで一気に12GBもアップします。
この3GBと15GBの間のプランが存在せず、5〜10GB程度を利用しているユーザーの最適なプランがないということです。
3GB以上15GB以下のユーザーを、15GBプランのくりこしプランMで刈り取るという歪な構造になっています。
この辺りの利用者層はプランの決定に少し悩みそうですね。
くりこしプランは家族割なし
正確には登録はできるのですが、金銭的な割引はないということです。
くりこしプランまでの以前のプラン(スマホプラン)には1回線あたり550円割引の家族割があったのですが、新プラン(くりこしプラン)になってから撤廃されました。
しかし今回、新しく「自宅セット割」がリリースされました。
電気やインターネットの契約を変更できるのであれば、1回線あたり580円が割引される「自宅セット割」にするとかなりお得になります。
UQモバイル販売のAndroidスマホはデュアルSIM非対応
UQモバイルで販売されているAndroidスマホは基本的にデュアルSIM非対応となるようです。
ちなみにiPhoneは確認が取れていません。さすがにApple製品なので問題ないとは思いますが、購入前に注意が必要です。
今回確認が取れてたAndroidスマホは、「OPPO A54 5G」です。

購入を考えていたため方々で調べたところ、UQモバイル仕様はデュアルSIMスロットからシングルSIMスロットに仕様変更されていました。
他のスマホも確認したところ同じような仕様変更がされていたので、UQモバイル仕様はデュアルSIM非対応と考えて購入した方がよさそうです。
キャンペーン・割引
現在(2021年12月22日)、UQモバイルでは以下のキャンペーン・割引を実施しています。
- 自宅セット割(通信費580円〜割引)
- SIMのみなら最大13,000円auPay還元
- 60歳以上かけ放題1,100円/月額割引
- UQ応援割で家族も990円〜
詳しくはUQモバイル公式サイトを確認しましょう。
まとめ
UQモバイルの口コミ・評判を実際の声を交えて取り上げてみました。
良い評価は概ね回線の品質や料金の安さなどがあげられ、特に節約モードの評価は非常に高いものになっています。
悪い評価も探しましたが、ここ最近でのものは見つからず、KDDIに統合されてから品質がかなり向上しているものと思われます。
品質のよい回線、実店舗、くりこしプラン、節約モードとメイン回線をMNPするのであれば、UQモバイルが筆頭にあげられます。
あとの候補は、同じ立ち位置であるワイモバイルとなるでしょうか。
乗り換え(MNP)を検討されている方は、乗り換えやすさやキャンペーンなどをご確認のうえお決めくださいね。
UQモバイルからは便利なeSIMも提供されています。UQモバイルを検討されている方はeSIMに関するこちらの記事も必見です。
>>【UQモバイル】eSIMでのMNP(のりかえ)方法からiPhone利用まで
UQモバイルの実際の評判は?
実際に利用しているユーザーからの評価は良好です。平日昼間でも速度が落ちない、室内でも繋がりやすいなど、auのサブブランドとなった恩恵が現れています。また、通信費が安くなった、節約モードなどについても高い評価を得ています。
節約モードとは?
UQモバイルには低速通信を任意で選択できる「節約モード」があります。くりこしプランM+5G以上のプランなら、低速通信でも最大1Mbpsで通信が可能です。通常のブラウジングはもちろん、SNSや動画も視聴可能(通信環境によります)なのでギガが減らないと好評です。
- UQモバイルはKDDIに統合
- auと回線の品質は同じ
- 自宅セット割はかなりおトク
- 実は昼でも速い
- 節約モードはかなり優秀
- 550円のスマホあります
- オンラインならキャッシュバックあり!