比較する回線事業者 | ||
mineo | NUROモバイル | 楽天モバイル |
UQモバイル | ワイモバイル | ahamo |
povo | LINEMO | IIJmio |
イオンモバイル | HISモバイル | 日本通信SIM |
BIGLOBEモバイル |
スマホを持っている方は少なくとも1回線はどこかの通信事業者と契約されています。
一昔前は携帯電話といえば通話が主流でした。今ではインターネット中心になり、通話自体もLINE電話のようにSNSの付帯機能で無料通話が可能です。
しかし、公共機関や病院、ビジネスなど、LINE電話のようなサービスでは補うことのできない通話が必ず発生します。そんな時に無料通話のサービスがあると気兼ねなく利用することができますね。今回はそんなかけ放題をデュアルSIMで利用できるサービスをまとめてみました。
確かに電話中心の人もいるよね
ちょっとした通話はもちろん、ビジネスでも利用する人もいるね。
無料通話が付いていないと通話中ソワソワしちゃうよ
今回は無料通話分数ごとにまとめてみたよ
各社かけ放題プラン
今回はかけ放題できる時間ごとにまとめてみました。
普段1箇所につきどの程度の分数を利用するか、その分数と料金を確認することでどのプランが最適かが見えてきます。
目安としては、普段の分数に少し余裕をみた時間で検討してみる方が良いかもしれません。
3分間かけ放題
事業者 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|
BIGLOBEモバイル | × | プランS(1GB) | 1,078円 | 660円 | 1,738円 |
5分間かけ放題
事業者 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|
NUROモバイル | ○ | 5分かけ放題プラン(1GB) | 930円 | 0円 | 930円 |
ahamo | ○ | 基本プラン(20GB) | 2,970円 | 0円 | 2,970円 |
povo | ○ | 基本プラン(0GB) | 0円 | 550円 | 550円 |
LINEMO | ○ | ミニプラン(3GB) | 990円 | 550円 | 1,540円 |
IIJmio | ○ | 2GBプラン | 850円 | 500円 | 1,350円 |
イオンモバイル | × | 音声0.5Gプラン | 803円 | 550円 | 1,353円 |
HISモバイル | ○ | 1GBプラン(100MBまで) | 290円 | 500円 | 790円 |
日本通信SIM | ○ | 合理的シンプル290プラン | 290円 | 390円 | 680円 |
10分間かけ放題
事業者 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|
mineo | ○ | マイそくスーパーライト | 250円 | 550円 | 800円 |
NUROモバイル | ○ | 5分かけ放題プラン(1GB) | 1,320円 | 0円 | 1,320円 |
UQモバイル | ○ | ミニミニプラン(4GB) | 1,078円※ | 880円 | 1,958円 |
○ | コミコミプラン(20GB) | 3,278円 | 0円 | 3,278円 | |
ワイモバイル | ○ | シンプル2S(4GB) | 1,078円※ | 880円 | 1,958円 |
IIJmio | ○ | 2GBプラン | 850円 | 700円 | 1,550円 |
イオンモバイル | × | 音声0.5Gプラン | 803円 | 935円 | 1,738円 |
BIGLOBEモバイル | × | プランS(1GB) | 1,078円 | 913円 | 1,991円 |
NUROモバイルから新たに「かけ放題ジャスト」が提供開始になりました。かけ放題ジャストの内容は、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>NUROモバイルが新プラン「かけ放題ジャスト」を提供開始
15分間かけ放題
事業者 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | ○ | 最強プラン(3GB) | 1,078円 | 1,100円 | 2,278円 |
時間制通話定額
事業者 | 時間 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
UQモバイル | 60分 | ○ | ミニミニプラン(4GB) | 1,078円※ | 550円 | 2,278円 |
60分 | ○ | コミコミプラン(20GB) | 3,278円 | 550円 | 3,828円 | |
日本通信SIM | 70分 | ○ | 合理的シンプル290プラン(1GB) | 290円 | 390円 | 680円 |
BIGLOBEモバイル | 60分 | × | プランS(1GB) | 1,078円 | 660円 | 1,738円 |
90分 | × | プランS(1GB) | 1,078円 | 913円 | 1,991円 |
24時間かけ放題
事業者 | eSIM | プラン | 基本料金 | オプション料金 | 月額合計 |
---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | ○ | 最強プラン(3GB) | 1,078円 | 0円※1 | 1,078円 |
mineo | ○ | マイそくスーパーライト | 250円 | 1,210円 | 1,460円 |
NUROモバイル | ○ | かけ放題プラン(1GB) | 1,870円 | 0円 | 1,870円 |
UQモバイル | ○ | ミニミニプラン(4GB) | 1,078円※2 | 1,980円 | 3,058円 |
○ | コミコミプラン(20GB) | 3,278円 | 1,980円 | 5,258円 | |
ワイモバイル | ○ | シンプル2S(4GB) | 1,078円※2 | 1,980円 | 3,058円 |
povo | ○ | 基本プラン(0GB) | 0円 | 1,650円 | 1,650円 |
LINEMO | ○ | ミニプラン(3GB) | 990円 | 1,650円 | 2,640円 |
IIJmio | ○ | 2GBプラン | 850円 | 1,400円 | 2,250円 |
イオンモバイル | × | 音声0.5Gプラン | 803円 | 1,650円 | 2,453円 |
HISモバイル | ○ | 自由自在プラン(100MB) | 290円 | 1,480円 | 1,770円 |
日本通信SIM | ○ | 合理的シンプル290プラン(1GB) | 290円 | 1,600円 | 1,890円 |
※2 各種割引を適用した金額です。
各オプションごとの最安値
ここで各社が出している各オプションごとの最安値を確認してみましょう。
3分間かけ放題の最安
BIGLOBEモバイル
プランS(1GB)
3分かけ放題の最安プランはBIGLOBEモバイルです。月額料金は1,738円。
3分間かけ放題は比較した中ではBIGLOBEモバイルのみなので、3分間かけ放題を選びたい方はBIGLOBEモバイル一択です。
BIGLOBEモバイルの公式サイトはこちら
5分間かけ放題の最安
povo
基本プラン
5分かけ放題の最安プランはpovoです。月額料金は550円。
ダントツでpovoです。何といっても基本料金が0円なのでかなり格安で利用できます。ただし、データ容量が含まれていないので、実質通話のみの機能となります。データ容量も欲しいという方は、日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」だと1GBで合計680円です。
povo2.0の内容を公式サイトで確認してみましょう。
10分間かけ放題の最安
mineo
マイそくスーパーライト
10分かけ放題の最安プランはmineoです。月額料金は800円。
mineoの低速プランであるマイそくですね。スーパーライトはデータ通信の速度が32Kbpsなので通話専用プランといってもよいでしょう。
マイそくについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
15分間かけ放題の最安
楽天モバイル
最強プラン(3GB)
15分かけ放題の最安プランは楽天モバイルです。月額料金は2,278円。
Rakuten Linkを利用しないOS標準アプリを利用したオプションです。Rakuten Linkを利用しないので通話品質も確保できます。
15分かけ放題は比較した中では楽天モバイルのみです。
楽天モバイルのかけ放題については、公式サイトを確認してみましょう。
時間制通話定額
日本通信SIM
合理的シンプル290プラン(1GB)
時間制通話定額ではダントツで日本通信SIMが安く、月額料金は基本料金と合わせても70分680円です。
何度も通話することは無いけど、5分や10分じゃ短いという方にはぴったりのプランです。個人的にはこの時間制通話定額がもっとも実用性が高いのではと思っています。
日本通信SIMの70分無料通話を公式サイトで確認してみましょう。
24時間かけ放題の最安
楽天モバイル
最強プラン(3GB)
15分かけ放題の最安プランは楽天モバイルです。月額料金は1,078円。
ただしRakuten Linkを利用した場合の料金です。通話品質は標準アプリを利用する場合と比較して品質が劣ります。ちなみにアプリを利用しないプランではmineoのマイそくスーパーライトになり、月額料金1,460円です。
mineoのマイそくについて公式サイトで確認してみましょう。
ご自身に合ったサービスを見つけてみましょう。
\mineoなら格安でかけ放題が実現できます/
デュアルSIMでの利用
今契約している回線にもかけ放題のオプションが用意されている方も多いと思います。単にかけ放題を利用したいということであれば、そのまま契約している通話オプションを追加すれば済む話です。
ではなぜわざわざデュアルSIMにして、別の会社のかけ放題を利用する必要があるのでしょう。いくつか理由をあげてみます。
- 今の回線事業者のかけ放題の料金が高い
- 今のかけ放題の通話品質が良くない
- 通信障害があった場合のバックアップ回線として利用できる
主な理由としてはこのようなところです。
それぞれを紐解いてみましょう。
今の回線のかけ放題料金が高い
これは非常にわかりやすいですね。今契約している回線のかけ放題オプションを確認してみましょう。料金はどうなっていますか?
ahamoやUQモバイルのコミコミプランのように、5分や10分の無料通話が内包されている場合は問題ないでしょう。
しかし、例えばUQモバイルのトクトクプランを利用していて、24時間かけ放題を追加したとします。そうすると以下のような月額料金になります。(基本料金は割引をすべて適用した金額です)
月額4,158円になりますね。
これを最安値の楽天モバイルとmineoにしてみましょう。
かなり安くなりますね。
楽天モバイルの場合だと月額902円安くなり、年間だと10,824円の節約です。ただしこれはRakuten Linkでの料金になります。通話品質に不安がある場合はmineoにするといいでしょう。
mineoの場合は月額520円の節約です。年間で6,240円になります。
このように、今利用している回線のオプションを利用する方法だけでなく、デュアルSIMを利用して他社回線のかけ放題と組み合わせるのも方法です。
\各社公式サイトで確認してみよう!/
通話品質がよくない
よく聞くのが楽天モバイルのRakuten Linkのようにデータ通信を利用した無料電話です。これはLINE電話と同じ仕組みなので、遅延したり途切れたりすることも多いので通話品質がいいとは言えません。
筆者も同じ経験があり、結局かけ放題プランに加入した経験があります。もしその様な経験をされていることがあるようなら、思い切ってかけ放題自体を見直してみましょう。
例えばHISモバイルは、VoLTE(HD+)という技術を採用しており、キャリアの品質と同程度で利用できるため通話品質が良いとされています。しかも通話料も最安値級の9円/30秒(税込)です。
このような事業者を検討してみるのもいいかもしれません。
HISモバイルについて、公式サイトを確認してみましょう。
HISモバイル通信障害時のバックアップ回線として利用
2つの回線を持つということは、片方の回線通信障害になった時でも普段通り利用することができる強みがあります。
ただし、これには注意が必要です。
2つの回線が同じキャリアの回線を利用していた場合、共倒れになるリスクがあります。
例えば、UQモバイルを利用していてpovoをもう1つの回線にしている場合などです。この場合、auの回線に問題が生じた際に両方利用できなくなる可能性が出てきます。
au回線のローミングを行なっている楽天モバイルも同様です。
そうならないためには両回線別々のキャリア回線にする必要があります。
その辺りの注意事項はこちらの記事で詳しく解説しているので是非確認してください。
>>通信障害時用副回線のデュアルSIM(併用)おすすめ回線8選
デュアルSIMかけ放題のメリット
前述したとおり、デュアルSIMを利用してかけ放題を付けると安くなる可能性があります。その他のメリットはどの様なものがあるのでしょう。まとめてみました。
デュアルSIMかけ放題メリット
- 月額料金が安くなる可能性がある
- 利用できるデータ容量が増やせる
- 電話番号を2つ持つことで使い分けができる
- 通信障害時のバックアップ回線として利用できる
- 各社のキャンペーンでキャッシュバックなどを利用できる
各社が行なっているキャンペーンを利用すると、かなりおトクになる場合があります。これらを合わせるとかけ放題分の費用を賄える場合もあります。キャンペーンの内容も合わせて確認してみましょう。(前述している一覧表の事業者名をクリックすると公式サイトに遷移します)
デュアルSIMかけ放題のデメリット
メリットに関してはわかりやすいですね。しかし、回線を2回線持つというデメリットも存在します。
どのようなデメリットがあるのでしょう。
デュアルSIMかけ放題デメリット
- かけ放題側の電話番号が変わる
- デュアルSIMに対応したスマホが必要、または2台持ち
- 2回線になるので管理が面倒
新しい回線でかけ放題を追加すると電話番号も新しくなります。そのため、よくかける先には都度周知する必要があるかもしれません。
また、デュアルSIMで運用する場合はデュアルSIMに対応したスマホが必要になります。通話専用のスマホと2台持ちでもいいと思いますが、持ち歩くのに不便さを感じる場合はデュアルSIM対応スマホを用意しましょう。
まとめ
かけ放題オプションは各社それぞれ特徴があります。
今利用している回線で自身に見合ったオプションが用意されていれば特に問題はありません。
しかし、いざかけ放題にしようとした時に料金が高い場合は、他の回線のかけ放題プランも視野に入れることをお勧めします。
かけ放題を追加することで、電話をかけた時に料金や時間を気にすることがないのはすごく快適です。
かけ放題が気になった方は、各社のオプションを確認してみましょう。