通信会社 | ドコモ(docomo) |
サービス名 | home 5G |
初期費用 | 3,850円 |
月額料金 | 4,950円 |
通信速度 | 【5G】 最大受信速度 4.2Gbps 最大送信速度 218Mbps 【4G】 最大受信速度 1.7Gbps 最大送信速度 131.3Mbps |
機器代 | 71,280円(月額:1,980円) |
月々サポート | 1,980円(機器代実質0円) |
2021年8月にNTTドコモが5G回線を利用した「home 5G」でホームルーター市場に参入しました。
対応機器をコンセントにさすだけで、自宅ですぐに光ファイバーに匹敵する速度のインターネット回線を利用できるサービスです。
今回は、そのhome 5Gのサービス内容や実力を口コミや評判から検証します。
ホームルーターを検討している方は是非参考にしてください。
今回はホームルーターを検討されている方に、ドコモの「home 5G」のサービス内容と評判、注意する点などを紹介します。
この記事でわかること
- 通信速度
- 機器の内容と特徴
- 利用する5Gの種類は?
- 月額料金やスマホセット割について
- 光回線との比較
- 検討する際の注意点
- 事前予約の内容と手続き方法
- 10,000円キャッシュバックの受け取り方法
今回はドコモの「home 5G」だよ。
コンセントにさすだけのアレね。
そう。アレ。
5G回線を利用することで、光ファイバーに匹敵する速度で利用できるんだ。
でも、同じ様なサービスって聞いたことあるような。
auでは「ホームルータープラン 5G」、一番有名なのがソフトバンクの「SoftBank Air」だね。
今回はその中でもドコモのホームルーター「home 5G」を紹介するね。
あと、今わかってる注意点も書いてるから最後まで読んでね。
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Wi-Fiホームルーターにドコモが参入
Wi-Fiホームルーターはソフトバンクの「SoftBank Air」が7割とも言われるシェアで一人勝ち状態でした。
よくキャッシュバックいくらという広告を目にされている方も多いと思います。
そんなソフトバンクの独壇場である、Wi-Fiホームルーター市場についにドコモが参入しました。
Wi-Fiホームルーターは設置が簡単で、光ファイバーのような調査や工事が不要。契約を済ませた後は機器をコンセントにさすだけで即日利用できます。
5Gのネットワークを利用することで下りの通信速度が最大4.2Gbpsとなります。
auの「ホームルータープラン5G」の記事はこちら。
auの「ホームルータープラン5G」の料金は?UQ WiMAXとの違いは?
auのホームルータープラン5Gとはどのようなプランなのでしょう。利用する5Gの電波の種類、月額料金やWiMAXとの違い、注意点などをまとめてみました。
ソフトバンクの「SoftBank Air」の記事はこちら
5Gがダメなら4G
でも5Gってまだエリアが狭いよね。
そうだね。かなり広がっているけどまだまだかもね。
5Gに繋がらない場合は4G(LTE)に繋がるよ。
まだ自宅が5Gエリアではない場合は4G(LTE)に繋がります。
4G(LTE)での通信速度は下り最大1.7Gbps。こちらの速度でも光ファイバーに十分匹敵しますね。
しかも回線はドコモの4G(LTE)回線。ほとんどのエリアで利用できます。
※通信速度は、送受信時の技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。ベストエフォート形式のため、利用者の通信環境により実際の通信速度は変化します。
すぐ利用できるなんて、なんだかすごく便利そうね。
利用するには専用のWi-Fiルーターが必要なんだけど、それがこちら。
機器はhome 5G HR02
「home 5G」のWi-Fiルーターは、シャープ製の最新機種「HR02」です。
Wi-Fi6や、Wi-Fi EasyMeshTMに対応しており、家中まるごとWi-Fiにつながりやすくすることが可能です。
スペックと対応周波数は以下の通り。
HR02スペック
通信 | 5G:受信時最大4.2Gbps/送信時最大218Mbps 4G:受信時最大1.7Gbps/送信時最大131.3Mbps |
---|---|
サイズ | 約170(H)×約95(W)×約95(D)mm |
重量 | 約847g |
無線LAN規格/最大伝送速度(規格値) | IEEE802.11a/最大54Mbps IEEE802.11b/最大11Mbps IEEE802.11g/最大54Mbps IEEE802.11n(Wi-Fi 4)/最大600Mbps IEEE802.11ac(Wi-Fi 5)/最大3467Mbps IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)/最大4804Mbps 2.4GHz帯/5GHz帯対応 |
有線LAN | IEEE802.3bz(2.5GBASE-T):○ IEEE802.3ab(1000BASE-T):○ IEEE802.3u(100BASE-TX):○ IEEE802.3(10BASE-T):— |
同時接続台数 | 66台(Wi-Fi:64台/有線LAN:2台) |
かんたん接続機能 | WPS対応:○ QRコード接続:○(初期SSIDを底面にシール貼付) その他かんたん接続機能:— |
Wi-Fi EasyMeshTM | ○ |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 25W(最大) |
本体付属品 | ACアダプタ LANケーブル(試供品) かんたんセットアップマニュアル ご利用にあたっての注意事項(保証書) |
対応周波数
5G NSA | FDD | n1(2.0G) | ー |
n28(700M) | ○ | ||
TDD | n78(3.4GHz) | ||
n78(3.5GHz) | ○ | ||
n78(3.4-3.5GHz) | ○ | ||
n78(3.7GHz) | ○ | ||
n79(4.5GHz) | ○ | ||
n257(28GHz) | |||
4G(LTE) | FD-LTE | バンド1(2.0GHz) | ○ |
バンド3(1.7GHz) | ○ | ||
バンド19(800MHz) | ○ | ||
バンド21(1.5GHz) | ○ | ||
バンド28(700MHz) | |||
TD-LTE | バンド42(3.4GHz,3.5GHz) | ○ |
5Gにはミリ波には未対応だけど、3.7GHzと4.5GHzのsub6に対応してるね。
ここはポイントだね。
どういうこと?
詳しくはこちらの記事を確認してね。
5Gの種類についてわかりやすく書いてます。
>>5Gエリアの確認方法は?なんちゃって5Gってなに?超わかりやすく説明。
ところでWi-Fi6とWi-Fi EasyMeshTMってなんなの?
かんたんに説明するね。
Wi-Fi6
Wi-Fi6
Wi-Fi6はWi-Fiの規格の中でも最新のもので、Wi-Fiの第6世代の規格です。正式名称は「IEEE 802.11ax」といいます。
2019年に規格され、2020年から製品が出回り始めました。
従来のWi-Fi5の最大通信速度(理論値)6.9Gbpsに対し、Wi-Fi6は9.6Gbpsとかなり高速です。
また、Wi-Fi5が5GHz帯のみだったのに対し、2.4GHz帯/5GHz帯の両方の帯域が利用できます。
さらに、Wi-Fi6には「直交周波数分割多元接続(OFDMA)」という機能が備わっており、多数のデバイスが同時に接続されても遅延が発生しにくく快適にWi-Fiを利用できます。
iPhoneでは、iPhone11以降が対応しているよ。
Wi-Fi EasyMeshTM
Wi-Fi EasyMeshTM
いわゆるメッシュWi-Fiの標準規格です。
メッシュ(Mesh)Wi-Fiとは、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器がつながり合う通信形態です。通信経路のどこかで障害が発生しても、障害地点を迂回し正常に通信できるなど、障害に強く信頼性が高いのが特長です。また、自動で網目のように通信経路を構成するので、ネットワーク構成に悩まずに導入できる特長があります。メッシュによる通信形態は、有線と無線(Wi-Fi)によるものがありますが、特に無線(Wi-Fi)でネットワーク構成をしたものを、「メッシュWi-Fi」といいます。広いエリアを手軽に安定してつなげることができます。
バッファロー公式サイトより引用
メッシュWi-Fiを利用するにはサブ機が必要になるよ。
home 5G HR02 サブ機 動作確認済み機種
Wi-Fi EasyMeshTMのサブ機としてドコモ側で動作確認済みの機器は以下の通りです。
BUFFALO | WSR-3200AX4S |
---|---|
WSR-5400AX6S | |
WSR-5400AX6B | |
WSR-1800AX4B | |
WEX-1800AX4EA | |
NECプラットフォームズ | Aterm WX1800HP |
Aterm AX1800HP |
「home5G」の月額料金は?
いいのはわかったけど、そうなると料金が気になるね。
そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。
初期費用 | 事務手数料 | 3,500円(税込3,850円) |
---|---|---|
月額料金 | 「home 5G」プラン | 4,500円/月(税込4,950円) |
ドコモの「home 5G」は料金プランのわかりやすさを第一に掲げており、月額4,500円(税込4,950円)のワンプライスとなります。
あれ?意外と安くない?
そうだね。
しかも定期契約や解約金の設定もないんだ。
料金を比較するなら光回線だね。
それすごいね!
ところでドコモ光っていくらだっけ?
マンションタイプなら4,400円(税込)
戸建てなら5,720円(税込)
両方とも2年契約だよ。
マンションだと少しだけ高くなるね。戸建てだと「home 5G」の方が安いね!
あくまでも個人の感想だけど、ゲームをする人は光ファイバー、ネットサーフィンや動画を観る程度なら「home 5G」って感じかな。
あと、ドコモのスマホなら割引があるよ。
それ最初に言ってよ
すみません。
こちらを確認してね。
home 5G セット割
「home 5G」とドコモのスマホを契約していると、家族全員のスマホから最大1,100円の割引を受けられます。
irumoについては、0.5GBプランは対象外です。また、5Gギガライト・ギガライトの場合は最低でも1GB以上の利用がなければ割引きの対象外となります。
機器(ルーター)の価格
ところで機器の価格はどうなの?
本体価格は、71.280円で月々サポートを受けたら実質無料だよ。
実質無料なんだ!
分割回数 | 月額 | 小計 |
---|---|---|
36回払い | 1,980円 | 71,280円 |
月々サポート | -1,980円 | -71,280円 |
合計 | 実質0円 |
ホームルーターを提供しているソフトバンク・auもドコモと同様に契約した住所以外での利用はできず、機器を移動することはできません。
現在販売されているスマホは、2019年に改正電気通信事業法が施行されてから、端末の割引は20,000円(税別)までとなりました。
ただ、今回のように端末の移動を制限することで、下記の内容により端末の割引規定を遵守しなくてもよくなります。
これにより、今回のドコモの月々サポートのように各社割引を設定し、機器自体を安く購入できるようにしています。
安く提供する代わりに、ドコモも他社同様、指定された住所からの移動を認めていません。
指定された場所以外で利用すると利用停止になるよ。
そうなの?
接続する基地局が変わるとわかっちゃうんだよ。
「home 5G」の評判と速度
利用しているユーザーの評価や実際の速度はどのくらいなのでしょう。
速度を中心に評判・口コミをまとめてみました。
なかなかの速度が出てるね!
そうだね。4Gエリアでも100〜200Mbps以上は出てる感じだね。
600Mbps出てるのは5Gエリアなのかな。
そこまでいくと5Gだろうね。
とにかく思った以上の性能ね!
Twitterなどであがってくる評判や口コミではかなりの高評価でした。
今後5Gエリアが広がると更に高速の報告があがってきそうですね。
「home 5G」注意点
要は普通の使い方をすれば問題ないってことね。
そうだね、普通に学校や会社に行って、帰ってきてネットや動画を観る分には全く問題ないよ。
現金キャッシュバックキャンペーン
今なら10,000円の現金でのキャッシュバックが受けられます。
\詳しくはこちらを確認!/
※キャッシュバックは株式会社NNコミュニケーションズからとなります。
キャッシュバックがあるのね!
うん。開通すると10,000円のキャッシュバックが受けられるんだ。
最短1ヶ月後に現金10,000円をキャッシュバック
キャッシュバックは商品券やポイントではなく現金で行われます。
不必要なオプションなどの加入も必要ありません。最短で1ヶ月後には入金されるのでとてもスピーディです。
オプション等も必要なく、契約したらキャッシュバックを受けられるよ。
そうなんだ。手続きがややこしかったらヤダな。
手続きはないよ。オペレーターが電話で口座確認をするだけ。口頭では抵抗がある場合は、口座登録のURLをSMSで送ってくれるよ。
かんたんなのね。
申込方法やキャッシュバックに関する内容は、こちらの専用ページに詳しく記載しています。
ご興味のある方は一度ご確認ください。
ドコモ home 5G(クリックで確認できます。)
まとめ
今はソフトバンクの「SoftBank Air」の独壇場だったWi-Fiホームルーター市場。
5Gホームルーター市場はauも参入を果たしました。
FWA(Fixed Wireless Access)としてラストワンマイルの無線化が進むのか、はたまた安定の光ファイバーがしばらく続くのか。
各社サービスの動向が気になりますね。
ホームルーターを検討される際は、この記事を参考にしてくださいね。