サービス名 | マイそく |
コース | スーパーライト ライト スタンダード プレミアム |
月額料金 | 250円 /〜2,200円 |
通信速度 | 32Kbps / 300Kbps / 1.5Mbps / 3Mbps |
データ容量 | 無制限 |
通信制限 | 月〜金12時〜13時 3日10GB |
「マイそく」とは、mineo(マイネオ)が提供している常時低速通信のサービスです。
コースによって通信速度を32Kbps〜3Mbpsに抑え、月曜日〜金曜日(祝日含む)の昼間の時間帯(12時〜13時)を制限することでデータ無制限を実現した少しニッチなサービスです。
昼間は利用しない・Wi-Fi環境下にいるなど、混雑する昼間の時間帯にモバイル通信を利用しない方に便利なサービスです。
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mineo(マイネオ)のマイそくってなに?
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低速通信(32Kbps・300Kbps・1.5Mbps・3Mbps)でデータ無制限・通話可能を低価格で実現した新しいサービスです。ただし、昼間の混雑する時間帯(月〜金12時〜13時)の速度を大幅に制限しています。
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速度制限になるとどうなるの?
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昼間の混雑する時間帯(月〜金12時〜13時)は32Kbpsに速度が制限されます。また、3日で10GBを超過した場合においても同じく32Kbpsに制限されます。
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低速通信で何ができる?
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1.5Mbps以上あれば、通常のアプリやwebサイトは比較的ストレスなく利用できます。Youtubeなどの動画や他のストリーミングサービスも問題なく利用できます。ただしそれ以下の速度の場合は、利用できる用途はある程度制限されます。
マイそく?
そう。mineo(マイネオ)では低速無制限のサービスがでているんだよ。
へー。どんなサービスなのかしら。
今回はmineo(マイネオ)の「マイそく」について解説するね。
マイそくは通信障害時のバックアップ回線(副回線)としての利用も可能です。こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は確認してみましょう。
>>通信障害時用副回線のデュアルSIM(併用)おすすめ回線8選
mineo(マイネオ)の「マイそく」とは?
マイそくとは、最大32Kbps、最大300Kbps、最大1.5Mbps、最大3Mbpsの通信速度から選べる低速通信サービスです。
月曜〜金曜(祝日含む)の昼間(12時〜13時)の通信を制限することで、低価格とデータ無制限を実現し通話も可能となっています。
大手通信キャリアを中心に5Gの高速通信がエリアを拡大し利用者も増える中、敢えて実用可能な低速通信で構成したmineo(マイネオ)の新しいサービスです。
NUROモバイルのNEOプランの節約スイッチでも低速通信が利用できます。
節約スイッチについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
>>NUROモバイルNEOプランの節約スイッチはバースト機能がすごい
あれ?なんか似たようなサービスを聞いたことあるわね
パケット放題Plusだね
そっか。なにが違うの?
実はパケット放題Plusとは少し違うんだよ。
昼間の混雑時は通信速度制限される
マイそくは低速通信で利用することでデータ無制限を実現していますが、その他に月曜〜金曜(祝日含む)の昼間(12時~13時)の通信を制限しています。
マジか。
うん。昼間にモバイル通信をするユーザーには向かないね。
Wi-Fiなら大丈夫なの?
そうだよ。モバイル通信じゃなければ大丈夫。
普段の利用方法によるってことか。
マイそくは全体の空き領域を利用することでデータ無制限を実現しています。そのため、空き領域のない昼間の混雑する時間帯(12時~13時)は通信を制限することになります。
昼間の通信が32Kbpsなので、その時間はLINE等のテキストくらいしか利用できないと考えていいでしょう。
注意しなければいけないのは、平日ではなく月曜日〜金曜日ということで祝日が含まれるところです。
どうしても高速通信が必要な場合は、24時間高速通信が利用できるオプションも用意されています。こちらは後述します。
月曜〜金曜の昼間は通信制限
- 昼間の時間(12時〜13時)の速度は32Kbps
- 例えばLINEは文字のやり取りだけならOK。画像や動画、通話はNG
- 平日の昼間じゃなく月〜金は祝日も含まれる
マイそくの月額料金は250円〜
マイそくは、最大1.5Mbpsに加え、最大3Mbps、最大300Kbps、最大32Kbpsを選択することが可能です。
一方、すでに提供されているパケット放題Plusは最大1.5Mbpsで提供されています。
比較されやすいマイそくの料金と、マイピタ+パケット放題Plusの料金を確認しておきましょう。
Aタイプ・Dタイプ・Sタイプ | |||
プラン | コース | デュアルタイプ | シングルタイプ |
マイピタ | 1GB | 1,298円(契約不可) | 880円(契約不可) |
5GB | 1,518円(1,903円) | 1,265円(1,650円) | |
10GB | 1,958円(1,958円) | 1,705円(1,705円) | |
20GB | 2,178円(2,178円) | 1,925円(1,925円) | |
プラン | コース | 速度 | 月額 |
マイそく | スーパーライト | 最大32Kbps | 250円 |
ライト | 最大300Kbps | 660円 | |
スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 | |
プレミアム | 最大3Mbps | 2,200円 |
パケット放題Plusは基本プランのオプションとして提供されていますが、マイそくはひとつのプランとして提供されています。
マイピタとの比較
- マイそくはシングルでもデュアルでも同じ値段。そうなるとデュアルの方がおトク
- 高速通信を10〜20GB使うならパケット放題Plusが無料なのでマイピタの方がおトク
- サブ回線としての利用なら1.5Mbpsでもいろんなことできる(動画視聴など)
同じ1.5Mbpsのパケット放題Plusについてはこちらの記事で詳しくレビューしています。興味のある方は参考にしてください。
>>マイネオ(mineo)のパケット放題Plus。実際のレビューと評判
なるほど。
パケット放題Plusはあくまでもオプションだから、それ以外に基本プランの料金が必要になるからね。
っていうか、マイそく安くない?
スタンダードならデュアルタイプの5GB+パケット放題Plusよりも913円安いよ
だったらそっちの方がいいじゃない。
でも昼間は速度制限されてるし高速通信もないよ。
あ、そっか
マイそく安いですね。
確かにパケット放題Plusと比較すると安いのですが、パケット放題Plusにはある高速通信が利用できません。
従って、ユーザーの利用方法によってはそれが必ずしも安いという訳ではありません。
速度制限時は32Kbps
マイそくには3日で10GBの速度制限があります。データ無制限ではありますが、3日間のデータ量には注意が必要です。
制限された場合は通常の制限速度(200Kbps)ではなく、32Kbpsとなるのでここも要注意です。
制限は翌日に実施され、翌々日の朝に解除されます。1日我慢ですね。
2日間で7GB利用された場合はメールが届きます。
速度制限 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)の12時〜13時 3日で10GB超過時 |
制限時の速度 | 32Kbps |
制限実施 | 翌日〜 |
制限解除 | 翌々日の朝 |
調子に乗って使いすぎると痛い目にあうね。
まぁ、使いすぎないことだよ。
電話はできるの?
電話は利用できるので安心してね。
LINE等のテキストデータ(画像や動画以外)は利用できる範囲ですが、できれば制限にかからないように利用した方がいいですね。
要注意
- 制限中は通常のmineoの200Kbpsではなく32Kbps!
- 制限かかったら翌日1日我慢
マイそくで何ができる?
マイそくはプランによって速度に違いがありますが、果たしてそれぞれのプランでどこまでのことが出来るのでしょう。
普段の利用方法によって適切なプランを選択しましょう。
プラン | スーパーライト 32Kbps | ライト 300Kbps | スタンダード 1.5Mbps | プレミアム 3Mbps |
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メール/メッセージ | ||||
LINE通話などのIP電話 | ||||
QR決済/バーコード決済 | ||||
音楽ストリーミング | ||||
テキストサイト/SNS | ||||
画像サイト/SNS (Instagram) | ||||
動画視聴(低画質 144p) | ||||
動画視聴(標準画質 360p) | ||||
動画視聴(高画質 720p) | ||||
ビデオ会議 | ||||
FeliCa決済 | ||||
音声通話(通常の通話) |
スーパーライトの32Kbpsについては出来ることに限りがあるため、主に電話専用といえます。
例えば、無制限かけ放題と合わせても1,460円で利用できます。
マイそく「24時間使い放題」オプション
先に触れましたが、マイそくには24時間高速通信を利用できるオプションが用意されています。
どうしても高速通信が必要な場合は、こちらを利用することができます。
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24時間使い放題の申し込み方法は?
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mineoアプリもしくはマイページから申し込めます。
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利用時の通信速度は?
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mineoの通常の高速通信が利用できます。
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24時間使い放題の料金は?
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1回198円(24時間)です。
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24時間使い放題の速度制限は?
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3日で10GBや月曜〜金曜の32Kbpsの制限はありません。24時間は無制限で利用できます。
基本的に申し込んでから数分で利用でき、残り時間はmineoアプリやマイページで確認できます。
24時間使い放題には速度制限はないので思いっきり利用できますね。
バースト転送は実装
マイそくでもパケット放題Plus同様、バースト転送が実装されています。
バースト転送とは、初速のみ高速通信を行うことでその後の読み込みをスムーズにする機能です。バースト転送があると、低速時におけるストレスがかなり軽減されます。
パケット放題Plus(最大1.5Mbps)時のスピードテストを確認してもらえると参考になります。
マイそくでゆずるね。フリータンクは利用できる?
マイそくではゆずるね。の利用はできません。
よって夜間フリーやプレミアム1DAYパスも利用できません。
フリータンクは利用できますが、引き出したパケットは自身で利用することはできないのであまり意味がないですね。
ゆずるね。についてはこちら(mineo(マイネオ)の「ゆずるね。」とは?)、フリータンクについてはこちら(マイネオ(mineo)のフリータンクって何?)の記事で詳しく解説しています。
夜間フリーが利用できるかと思ったけど流石に無理か。
要注意
- フリータンクは引き出したパケットは自分で利用できない
- ゆずるね。は利用不可
適用はいつから?申し込み方法は?
それでは気になるマイそくは、申し込んでからの適用はいつからになるのでしょう。
mineo(マイネオ)を新規契約する方
新規でmineo(マイネオ)を申し込まれた方は、そのまま適用となります。
新規契約手続き中に表示される「通信速度コースから選ぶ」から速度を選択することで申し込みが可能です。
mineo(マイネオ)を利用中の方
現在mineoを利用されている方は、マイページのコース変更から手続きが可能です。
プラン変更ではなくコース変更となります。
注意点としては、毎月25日までの手続き完了で翌月1日から適用となることです。
ちなみに変更手数料や、SIMカード発行も不要です。
マイページから「基本データ容量変更」を選択
「通信速度コースから選ぶ」で速度を選択
シングルからデュアルに変更の場合
シングルタイプからデュアルタイプに変更される場合は、タイプ変更となるため別の手続きが事前に必要です。その場合の手数料は無料ですが、SIMカードが変更となるためSIMカード発行手数料が必要になります。
詳しくはこちらを参考にしてください。
要注意
- コース変更は25日までに行うと翌月1日から適用
- シングルからデュアルへの変更は別の手続きが必要
マイそくとパケット放題Plusの違い
マイそくの内容は理解していただけたと思います。
それでは以前から提供されているパケット放題Plusとの違いはどこにあるのでしょう。簡単にまとめてみました。
プラン | マイそく | パケット放題Plus |
---|---|---|
料金 | スタンダード990円 プレミアム2,200円 ライト660円 スーパーライト250円 | 選択プラン+385円 (10GB以上は無料) |
通信速度 | 最大1.5Mbps(スタンダード) 最大3Mbps(プレミアム) 最大300Kbps(ライト) 最大32Kbps(スーパーライト) | 最大1.5Mbps |
速度制限 | 月曜〜金曜(祝日含む)12時〜13時 3日で10GB超過時 | 3日で10GB超過時 |
制限時の速度 | 32Kbps | 200Kbps |
通信速度の変更 | 24時間使い放題で可能 | mineoアプリで可能 |
データ容量 | 無制限 | プランによる |
通話 | 可能(デュアルタイプ) | デュアルタイプのみ可能 |
フリータンク | 取得したパケットは利用不可 | 可 |
ゆずるね。 | 不可 | 可 |
このようになります。
やはり注意するポイントは昼間の速度制限ですね。32Kbpsだとテキストのやり取り以外は殆ど何もできません。
パケット放題Plusの最安構成がシングル5GBの1,650円、デュアルタイプだと1,903円です。マイそくスタンダードの最大1.5Mbpsの場合、差額660円と913円です。
この差を自身の利用方法と照らし合わせて、どちらにするか検討する必要がありますね。
どちらにしていいかわからない場合はどちらかを選択し、のちにプラン変更するのも方法かもしれません。(月に1度、変更が可能です)
どっちにすればいいか悩むわね。
昼間にあまり利用しないならマイそくだけど、パケット放題Plusは高速通信も選べるからね。
ここは難しいところね。
mineo(マイネオ)のマイそくまとめ
mineo(マイネオ)から提供開始された「マイそく」ですが、本当にmineoはおもしろいサービスを提供してくれます。
しかし、すでにパケット放題Plusを利用している人にとっては昼間の速度制限があるなど、マイそくに移行する理由はあまりないのかもしれません。
ちなみに筆者はシングルタイプの1GB+パケット放題Plusで利用(現在は1GBでの申し込みは不可)しているのですが、サブ回線として利用していることから更に安い「マイそく」に移行するつもりです。
すでにシングルタイプからデュアルタイプへの変更も済ませました。
>>mineo(マイネオ)のシングルタイプからデュアルタイプへの変更方法と注意点
今回最大1.5Mbpsとは別に最大3Mbpsのプレミアムも設定されています。
金額は2,200円ですが、同じ3Mbpsの「donedone」(2023年8月31日でサービス終了)と比較してもかなり安く設定されています。
プレミアムの場合は、少し料金は高く(2,699円)なりますが、NUROモバイルのNEOプランが視野に入ってきます。
NUROモバイルのNEOプランの場合は、20GBの高速通信に「節約スイッチ」(最大1Mbps)が付帯されています。もちろんバースト転送も実装されているので低速でも快適です。
今なら12ヶ月間1,980円で利用できるのでマイそくと一緒に検討してみるのもいいでしょう。
NUROモバイルのNEOプランに関してはこちらの記事を参考にしてください。
>>NUROモバイルNEOプランの節約スイッチはバースト機能がすごい
正直、通信速度で数百Mbps出たとしても、それを使いこなす人は少ないのではないかと思います。
スマホを普通に利用している人は、低速から中速でも利用に充分耐えうる可能性が高いのではないでしょうか。
低速や中速をうまく利用して、スマホの料金を節約してみましょう。